2013年12月14日
腸は脳より賢い
腸は脳よりかしこい
最近、腸の働きの大切さが見直されてきました。 以前はは「ごぼう」や「こんにゃく」といったものに「繊維質だけだから」と栄養的には評価されなかったのですが、今では食物繊維の重要性が指摘され、食物繊維は腸の働きにとってとても必要なものと言われます。
藤田紘一郎(東京医科歯科大学名誉教授)の「腸は脳より賢い」という本から引用させてもらいました。
40億年にわたる生物の進化の歴史を見ていくとその8分の7は、脳を持たずに腸のみで生きる生物の歴史でした。脳ができたのは今から5億年前くらいでしたから、脳の歴史は腸よりもうんと浅く、腸がないと私たちは生きられないと言ってもいいくらいです。腸の働きの主なものは栄養服の消化・吸収です。しかしそのほかにも腸内にいる腸内細菌と共同して様々な仕事をしています。例えば有害な病原菌が入ってきたら速やかに体外に出してくれます。また、私たちが野菜を分解できるのは腸内細菌が野菜のセルロースを分解する分解酵素を持っているからです。ビタミンBやCを合成しているのも腸内細菌です。そして腸は人体最大の免疫器官であり、免疫細胞の70%を作り出しています。それ
だけでなくドーパミンやセロトニンという「脳内幸せ物質」を合成し、脳に送り届けているのも腸なのです。 このように脳から指令がなくても、独自のネットワークによって命令を発信する機能を持っているのは、臓器の中でも腸だけです。 脳は添加物のおいしさにいとも簡単にだまされて、体に悪い影響を与えるものもどんどん食べさせようとしますが、腸は悪いものが直ぐわかり速やかに体外に出してしまいます。脳はだまされやすく思い込みもします。でも、腸はかしこいのでそう簡単にだまされません。カラダが本当に喜ぶのは脳でなく、まず腸を大事にする暮らしなのです。」

「腸を大事にする食事...野菜や豆類、発酵食品もとりいれて!」
バランスのとれた食事をすることが大切ですが、色とりどりの野菜や発酵食品、食物繊維を昔の日本の食事のように取り入れることを薦めています。また、添加物の多い食品は腸の中で活性酸素を増やし、消化酵素を妨げるのでできるだけ避けたいとのことです。そして食事の際にはよく噛むことで食べ物の活性酸素は消えていきますので、できるだけ噛むことを薦めています。 食物繊維の多い食品というと、誰もがごぼうやさつまいもを思い浮かべると思います。しかし、あずき及びいんげんまめには、ごぼうの約2倍、さつまいもの約3倍もの食物繊維が含まれ、その他の豆類もごぼうを凌いでおり、豆類は食品の中でも際だって食物繊維の多い食品ということができます。
最近、腸の働きの大切さが見直されてきました。 以前はは「ごぼう」や「こんにゃく」といったものに「繊維質だけだから」と栄養的には評価されなかったのですが、今では食物繊維の重要性が指摘され、食物繊維は腸の働きにとってとても必要なものと言われます。
藤田紘一郎(東京医科歯科大学名誉教授)の「腸は脳より賢い」という本から引用させてもらいました。
40億年にわたる生物の進化の歴史を見ていくとその8分の7は、脳を持たずに腸のみで生きる生物の歴史でした。脳ができたのは今から5億年前くらいでしたから、脳の歴史は腸よりもうんと浅く、腸がないと私たちは生きられないと言ってもいいくらいです。腸の働きの主なものは栄養服の消化・吸収です。しかしそのほかにも腸内にいる腸内細菌と共同して様々な仕事をしています。例えば有害な病原菌が入ってきたら速やかに体外に出してくれます。また、私たちが野菜を分解できるのは腸内細菌が野菜のセルロースを分解する分解酵素を持っているからです。ビタミンBやCを合成しているのも腸内細菌です。そして腸は人体最大の免疫器官であり、免疫細胞の70%を作り出しています。それ
だけでなくドーパミンやセロトニンという「脳内幸せ物質」を合成し、脳に送り届けているのも腸なのです。 このように脳から指令がなくても、独自のネットワークによって命令を発信する機能を持っているのは、臓器の中でも腸だけです。 脳は添加物のおいしさにいとも簡単にだまされて、体に悪い影響を与えるものもどんどん食べさせようとしますが、腸は悪いものが直ぐわかり速やかに体外に出してしまいます。脳はだまされやすく思い込みもします。でも、腸はかしこいのでそう簡単にだまされません。カラダが本当に喜ぶのは脳でなく、まず腸を大事にする暮らしなのです。」

「腸を大事にする食事...野菜や豆類、発酵食品もとりいれて!」
バランスのとれた食事をすることが大切ですが、色とりどりの野菜や発酵食品、食物繊維を昔の日本の食事のように取り入れることを薦めています。また、添加物の多い食品は腸の中で活性酸素を増やし、消化酵素を妨げるのでできるだけ避けたいとのことです。そして食事の際にはよく噛むことで食べ物の活性酸素は消えていきますので、できるだけ噛むことを薦めています。 食物繊維の多い食品というと、誰もがごぼうやさつまいもを思い浮かべると思います。しかし、あずき及びいんげんまめには、ごぼうの約2倍、さつまいもの約3倍もの食物繊維が含まれ、その他の豆類もごぼうを凌いでおり、豆類は食品の中でも際だって食物繊維の多い食品ということができます。
Posted by アリア at
04:43
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