2014年04月08日

筍のゆがき方 

週末のイベントは天候に恵まれましたが、気温は低く冷たい風にまた冬の装いに逆戻りでした。 

それでも寒い中たくさんの方にお越しいただきありがとうございました。 

名残りの桜も目を楽しませてくれ、移りゆく春になにかあわただしさも感じます。 

寒気も去って、今日は春の陽気に戻ってきました。 

これから山は新緑の季節...店先の小さな花も色とりどりに咲きはじめ気持ちを和ませてくれます。



筍が出始めました...鍋に筍を入れ、かぶるくらいの水にヌカをたっぷり加え、水から火にかけ箸が楽に通くらいまで茹 でると本当においしく茹で上がります。 

ヌカと筍の精気が混じり合う湯気は、季節の香りですね。

ヌカは店先に置いて ありますのでご自由にお持ち下さい。 

一日季節の恵みを口にする喜びは感謝です。 

4月は光の季節、なごみゆく春に 気持ちの元気を後押しされ一日をお過ごし下さい。

筍のゆで方

筍は体に必要なアミノ酸がたっぷり、また豊富なたんぱく質と、ビタミンB1、B2、ミネラルが含まれています。

それに筍に含まれる、豊富な食物繊維は、便秘の予防・改善だけでなく、大腸がんの予防やコレステロールの吸収を抑え、体外に排出してくれると言われています。 

筍のアク抜きにはたっぷりと米ぬかを入れて、水から火にかけて沸騰してから落し蓋をして約40分から1時間ほどゆがきます。筍の鮮度によってゆがく時間は変わってきます。
根元に竹串などを刺してみてすっと通るようになったらゆがけています。

柔らかくなったらぬかの入ったゆで汁ごとそのまま一晩置きます。そうすることによって筍のえぐみの成分がぬかに吸収されていくのです。

 筍のゆで方 ポイント  

① たっぷりのぬかでゆがく  ② ゆで汁ごと一晩寝かせる

ぬか抜き...一晩置いた筍を皮を剥ぎ洗ったら、湯をぐらぐら煮立てて15分ほどもう一度ゆがきます。 

これをぬか抜きと言います。こうすることによって筍の内部にまで入っているぬかとぬか臭さを抜くことができます。


  


Posted by アリア  at 16:37Comments(0)日記