2018年10月14日

地元のハチミツでジェラートを作りました。

十月も半ば、日中は汗ばむ時もあるのですが、朝晩は肌寒く季節の進みを感じます。

道沿いにそよぐ風はすっかり秋らしくなりました。

5時を過ぎれば日も傾きはじめ、少し薄暗くなった通りを色濃い夕焼けがすてきな色で駆け抜けていきます。

周りの町のお祭りが終わったころ、地元の森のお祭りの準備が急に忙しくなってきます。

昔の森のお祭りは、規制も緩く朝夜の時間制限も余りなかったので、一日をまたいで屋台を曳いていたものです。

懐かしさも残りますが、そんな昭和のお祭りを支えていた人達も今は高齢者(私をふくめて)・・・

荒削りのお祭りも時代もともに変わっていきますね。 

地元のハチミツでジェラートを作りました。



ハチミツのジェラートは喉を通ったあとに、しっかりとしたハチミツの味がしてきます。

ハチミツのお酒を少し入れてありますので、味の深みも増しました。 

卸しているアイスやさんのご注文で作ってみたところ、お客様に好評で喜んでいただけたとのこと・・・早速、店のメニューに加わりました。



「この明るさのなかへ ひとつの素朴な琴をおけば 秋の美しさに耐えかね 琴はしづかに鳴りいだすだろう」 

秋が深まるころ思い出す八木重吉の詩です。 本当に短いけれど、この情景は落ち着いた時間のなかでしかひろがりませんね。

あくせくとした毎日が、恥ずかしく思われます。

紅葉もこれから(塩害が心配ですが)季節の流れに与して、気持ちを新たにしていこうと思います。


  


Posted by アリア  at 19:17Comments(0)ジェラート